院長紹介
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私は、体に痛みが生じる原因を分かろうとする意識や、患者様と共に苦しみを分かろうとする意識を持って治療を行うことができる人が、柔道整復師であると考えています。柔道整復師とは、古くから「ほねつぎ」などと呼ばれ、病院とは別な手段で損傷部分の治療を行ってきました。接骨院に通う目的は、ケガの改善ですよね。ケガを改善へ導くためには、治療をしなければなりません。そこで、患者様と真摯に向き合う必要がでてきます。患者様一人ひとり、ケガをした背景やケガの状態はさまざまです。一人ひとり違うケガを元の状態に戻すためには、そんなケガの裏側にまで意識を向けなければならないのです。
また、患者様はケガをしたことで、きっと不安になっていると思います。そんな心の負担にも気が付き、一緒に苦しみを分かろうとすることで、 患者様も安心して治療を受けることができ、治療にも活かすことができることでしょう。そこに重きを置いている人こそ、柔道整復師として患者様と向き合えていると私は思いますし、私自身もそのような治療を心がけています。
私の使命は、早く今までの生活を取り戻せるようにすることだと考えています。そのためには、何よりも結果が大事だと思います。患者様を治療することはもちろんですが、症状を改善し安心させることが私のすべきことなのです。なるべく多くの患者様に、「良くなった!」と言ってもらえるように、一人ひとり誠意をもって治療していきたいと思います。
接骨院は、骨折や捻挫などの治療をする場所として認知されていることが多いですが、柔道整復師である私たちが患者様にできることは意外と多いのです。そのなかでも、私が常に心がけていることを紹介させていただきます。
まず、「患者様が持っている不安を理解する」ことです。患者様が接骨院に訪れるとき、人によって程度は異なりますが、必ず不安を抱えています。今までの生活が送れるか、ケガをしたときのことが忘れられないなど、さまざまな不安を抱えている方をよく見ます。そんなとき、一緒に不安を共有できるような関係性になっていきたいと考えています。また、症状の未来を見越して、完治までどのように症状が経過するかを一緒に知ることで、患者様が不安にならないようにも心がけています。
最終的には、腰や首が痛いとき、捻挫をしてしまったときだけでなく、咳が止まらないなど身体のことで何か困ったときに相談される「パートナー」に私はなっていきたいと思い日々、患者様と向き合っています。
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