下肢の痛みからくる腰痛を改善

【なんで下肢の痛みが原因で腰痛になるのか？】

人とは、ケガによる痛みをカバーしようと無意識のうちに歩き方や関節の使い方などが変わってしまうことがあります。そのようなバランスの悪い歩き方をしているうちに、腰にダメージが蓄積し、腰痛を引き起こしてしまうのです。左右のバランスや、足や膝などの関節、腰の並びが崩れてしまっていることをきちんと診察してもらえず、腰痛のみ診察されてしまうケースが多いのが現状です。

【下肢の痛みが原因で腰痛になりやすい人】

若いころに部活動などでスポーツをしていた方がなりやすい傾向にあります。例えば、サッカーで軽い捻挫をしたり、バスケの練習中に他人の足を踏んでしまったり、野球でスライディングをしたときにケガをしたりなど、いろんなケースで腰痛が引き起こされてしまうことがあります。特に、何度も捻挫をしてしまった方や、きちんとしたケガの治療をせずそのままスポーツを続けてしまった方などは腰痛になりやすいです。そのため、若い時に部活動やクラブで熱心に運動をしていた方ほど、そのときのケガが腰痛に繋がることが多いです。そのため、腰痛にならないためにも、スポーツ後のケアやケガへの治療を大切にしていきましょう。

【下肢の痛みが原因で腰痛になってしまった方の改善方法】

何度も捻挫を繰り返したことにより、下肢に力が入らなかったり、腰に神経症状が出てしまったりすることがあります。そういった場合、腰痛だけではなく下肢全体の並び方やバランスを良く診て治療していくことが重要です。治療方法としては、電療、マッサージ、ストレッチ、それに骨盤矯正などが効果的といわれています。
また、腰痛はその人の生活習慣とも強い関わりを持っていて、筋トレや歩き方や座り方など毎日行っている些細な習慣を見直していくことも非常に有効な方法です。

【病院での改善方法】

病院では、患者様が気になっている部分への治療がメインになります。患部に対して、病院でのアプローチ方法は、主に投薬や注射、オペなどです。例えば腰痛の場合、現在痛みの感じている腰に対して、痛みを止めるための薬を処方したり、注射を打ったり、場合によっては手術を行っていきます。いかに、現在患者様が痛みを感じている部分を楽にしていくような治療を行っています。

【接骨院での改善方法】

接骨院では、身体のバランスの悪さなど腰痛の原因になっている部分に注目し、そのバランスを整えていくことで腰痛を発生させないような治療をしています。そのため、温める、マッサージ、電気治療、ストレッチ、骨盤矯正などの手法を使っていきます。脊髄液に流れを与え、リンパに流れを与え、血液にも与える。そして、痛みを感じる部分や動きが悪い箇所を診ていきながら身体全体のバランスをチェックし、腰痛を根本から治療していきます。

【自宅でできる改善方法】

自宅で出来る腰痛改善法はたくさんあります。すでに治療を受けている方も、早期回復に向けてぜひこれらの改善法をご自宅でもお試し下さい。

① 歩き方は2本線を意識！

腰痛は歩き方にも症状が左右されます。1本の線の上を歩くのではなく、2本の線上を歩くようなイメージで歩いてみましょう。

② ストレッチで腰痛改善！

まず膝を曲げて仰向けになります。その後、腰をベッドに押し付けるように腹筋に力を入れてみましょう。

③ 腰を温める！

塗れたタオルを電子レンジで温め、腰を温めましょう。